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銀行口座の凍結について
父親が癌になり、現在入院中です。病状は深刻です・・・。あまり考えたくはないのですが、この先の事を母親と心配しています。すべての預貯金は父の名義になっていますので、もしもの時にお金が引き出せないと困るので、亡くなる前に父親の預貯金を母親の口座に移しておこうかと考えています。そのような事は可能でしょうか?また、相続税などはかかるのでしょうか?
相続などはまったく分からず、誰に相談すれば良いのかもわかりません・・・よろしくお願いいたします。
投稿日時:2012-01-29 12:12:04
法律

青島明生 あおしまあけお

青島明生の回答

相続開始後の預貯金口座凍結と対処

 ご質問のとおり、相続が発生し、その事実を金融機関が察知しますと、相続の手続が済んでいなければ、支払い請求を出来る正当な権利者はまだはっきりしないということなので、金融機関は支払い・引き出しを停止します。
 もっとも、法律的には相続人全員がそれぞれ法定相続分に応じて当然に分割された権利を承継しますので、それぞれがその範囲で請求でき、金融機関は支払わなければなりません。ただ、紛争回避のため金融機関は相続人全員の承諾書・印鑑証明を求めてくるため、実際には面倒な手続をしないと引き出せないのが実務です。
 その対応として、お父様の意思がはっきりしているのであれば、もしものときに必要なお金を誰かが預かると言うことは何の問題もありません。
 預かっているのですから、贈与税もかかりません。
 相続税については、預り金も相続財産ですので、これも加えた相続財産全体として非課税範囲内であればかかりませんし、超えればかかります。
 他方、お父様の意思が明確でない場合にはそのようなことはできません。仮に相続人となるべき方が全員同意をしておられても、生きておられる方の意思に任されているものであり、相続も発生していないので、このようなことは出来ないのです。

回答日時:2012-01-30

質問者

回答ありがとうございました

こちらを参考に母と検討してみます。ありがとうございました。

返信日時:2012-01-31 23:06:26

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