コラム

2011-12-07

ビンテージという価値観

家の資産価値というのは、欧米と日本は正反対。

欧米では買った時が一番安く、徐々に価値が上がって将来の資産になり、その値上がり率は銀行預金や株式よりも大きくなるようです。

アメリカの場合、住宅街は時と共に磨かれ充実していきます。

最初は殺風景な新興住宅街でも、だんだん樹木が大きくなって街並みが整備されるにつれ、街並みそのものに落ち着きが出てきて、10~20年後には高級住宅街になっていくのです。



つまり、街並みにはワインやジーンズと同じようにビンテージがあり、時間が経てば経つほどに熟成され深みが増してくるものだ、という風に考えている訳です。

一方、日本人は街並みや古さが住宅の価値を上げる要因だということに、まだほとんど気がついていません。

日本では、苦労して一戸建てを手に入れても10年経つと銀行の査定で土地の値段分しか市場価値がないとみなされてしまう。

そのうえ、完成した建物は内・外装の殆どが工業製品や建材で作られていて、時間の経過につれて劣化の一途を辿っていくのをただ見ている事しかできないなんて悲しすぎます。

そういった状況下では、新築時に施主が持っていたはずの「愛着」が年々薄れていく、というのも無理のない話かもしれません。

でも、自分だけの「価値」を高め続けることのできる余地と、耐久性を持った「愛着をもてる住宅」を手に入れる事は、努力を厭わない方であれば十分可能だと思います。

長く住み継ぎながら、徐々に増す美しさを追求し続ける。新築の家よりも明らかに美しく見える、緑に覆われたビンテージ感あふれる建物を追い求めて。

高級住宅街にあっても何ら遜色ない「価値ある建物」へと熟成させていけるかどうか。それはあなたの愛着次第です。

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