ライフプランニングのプロ
コラム
2012-02-21
金融商品の知識Ⅱ
預貯金に続いて、債券です。
債券とはどういうものか、どういった性質があるのかを知りましょう。
■債券
債券は、国、地方自治体、企業などが資金を調達するための手段として、
一定の期間に対する一定の利息の支払いを条件に発行されます。
投資者からみると、満期償還時まで保有し続ければ、
元本と受取利息が確定している比較的安全性に優れている金融商品です。
とはいえ、満期償還時までに、
債券を発行している企業などが破綻してしまうと、この限りではありません。
また、途中で売却する場合は、債券価格によって価値が変動する金融商品です。
・債券価格
債券は発行されたあと、証券取引所や店頭で自由に時価に基づき売買できます。
債券の価値は金融情勢や、発行者の信用度、金利情勢、
満期償還になるまでの時間などによって日々変動します。
・金利と債券価格
市場金利が上がると、預金の金利は上がります。
しかし、債券は発行時に利率が決まっているため、
発行した後に市場金利が上がっても債券の金利は上がりません。
このような状況で債券を売ろうとすると、
決められた金利では魅力がないために、債券の価格を下げないと売れなくなります。
逆に、市場金利が下がると、預金の金利は下がります。
しかし、債券の金利はあらかじめ決められた利率から下がらないため、
債券を売ろうとすると、当初の価格より高くても売れることになります。
つまり、金利が上がると債券価格は下がり、
金利が下がれば債券価格は上がる、という相関関係にあります。
要は、金利と債券価格は逆の動きをする傾向があるのです。
●信頼性を測る格付け
債券を発行している企業などの信用度は、債券の市場価格に重要な影響を及ぼします。
独立した機関(ムーディーズ、S&Pなど)が債券発行体の財務の健全性を検討し、
債券を格付けします。格付けが高くなるほど、リスクは小さくなると考えられています。
●様々な債券の種類
国債・・・長期国債、割引国債、個人向け国債など
社債・・・電力債、転換社債、ワラント債など
外債・・・円建外債、外貨建外債、ソブリン債など
<ワンポイントアドバイス>
個人向け国債など、債券購入の際は、
格付けだけでなく、発行体の状況を把握、理解した上で、購入することです。
ちなみに、日本国の借金は700兆円を超えており、税収は約40兆円と言われています。
※写真と本文は全く関係ありません。
あくまで勝手気ままな画像です♪
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