コラム

2011-03-20

それでも  春


日本中、誰もが重い気持ちを抱いている今日でありますが、それでも世の中に春は訪れつつあります。
当館から春の話題をお伝えいたします。




当館は英語と名のつく全てに対応しています。
英会話から受験まで間口が広いのですが、この時期は巣立っていく受験生の方々から多くの感動を頂きます。
今年も、大学入試・高校入試、さらには大学の進級などに多くの合格者が出ました。
どのお一人お一人にも共に歩んだ泣き笑いの足跡が詰まっており、胸が一杯になります。

何人かをご紹介いたします。



Aさんと初めて出会ったのは彼女が高校2年生になったばかりの春でした。
お母様から電話を頂いたのですが、英語で苦労しているとの現状を話されるお声からは苦悩が伝わってきました。
彼女が在籍する中高一貫校は極めて進度が速く、難度も高度なものを扱います。
その中で自分を見失い、苦労されている生徒さんは少なくありません。
しかしそれは決して、生徒さんに才能がないのではなく、環境不適応を起こしているだけです。
2年かけて一歩一歩、基礎の基礎から紐解きながら、豊かな英語の発想や高度な英語の展開までを学習しました。

一朝一夕に結果が出ることはありません。
彼女と親御さんにお伝えしたのは、「貯め」の大切さです。
「学習の成果は、何ヶ月か遅れて現れてきます。
例えば、乳児は最初の数年何も話しませんが、無為に過ごしているわけではありません。
回りの音を聞きながら「貯めて」います。
やがて堰を切ったように話し出します。
学習も同じです。
「貯め」の時期があります。
ぐっとこらえて「貯め続ける」ことが最後の栄光をもたらします。
あとは自分を信じること、夢にしがみつくこと。」

彼女には夢がありました。
看護師になりたいそうです。
小学校6年生の時からずっと抱いてきた夢だそうです。
その夢にしがみついて頑張り続けた彼女は、受験近くの頃にはこれが同じ人物かと思うほどの英語力を身に付けておられました。
特に、(2次)記述力が見事でした。
試験科目は英語と小論文ですので大きな力を発揮します。
そして遂に、国立大学の医学部看護学科に合格されたのです。
最初に来られた頃の英語力を思うとき、感慨無量のものがあります。
2年間を頑張り通した彼女に勇気と感動を頂きました。

おめでとう。




東京藝術大学は音楽学部と美術学部を擁する日本最高の芸術大学です。
現役で合格するのは至難の技と言われます。

当館から東京藝術大学音楽学部に現役合格者が出ました。
Bさんが当館の門を叩いたのは、受験も差し迫った昨年9月です。
ご専門の音楽は西日本コンクールで優勝するほどの素晴らしさなのですが、学科の英語はからっきしでありました。
センター模試で50点(100点換算で25点)取れないそうです。
芸大は実技が決め手ですが、しかし、いくら技能に秀でても英語で100点取らねば総合点で落とされます。
目標は4ヶ月で100点を取れるようにすることでした。
習い始めて1ヶ月後の模試で89点を取った彼女は、センター本番では106点という自己新記録を成し遂げ、続く2次試験も見事突破されました。

彼女は元々の素質には素晴らしいものがありました。
それが、高校入学後に、あれよあれよという間に全く分からない世界に落ち込んでしまっていたのです。
正しい道筋、取るべき考え方、こなすべき内容を示しながら一緒に頑張った4ヶ月。
海綿が水を吸収するように成長されました。
そして何より、信じる音楽の道を極めたいという熱い想いが彼女を支え続けたのでした。
今、大きな声で前向きに明るく取り組む彼女の姿が瞼に浮かびます。
ついに芸大生ですね。夢一杯に頑張って下さい。

おめでとう。



最近はTOEICを進級や卒業の条件にする大学、採用や昇進の基準に用いる企業も少なくありません。
大学2年生のCさんは3年生への進級条件である「TOEIC600以上」に苦しんでおられました。
これまで何回も受けたのですが、1回だけ500、その他は400ちょいに留まっておられたのです。
親御さんからご相談を受けたのですが、その親御さんも正直なところ諦めの心境を否定できずにおられました。
首都圏の大学に通っておられますので、昨年夏の帰省時に当館にお出でになり、夏休み期間のみ集中して学習されました。
期間が短かったので、まず問題点(不足部分)を洗い出し、それらの対策の道筋と内容をご指導したところで時間切れとなりました。
あとは、申し上げた道のりを愚直にひたむきに歩いていただくようにお願いしました。
先日、「今回のTOEICで660点取れました! 進級できます!!」とのメールを頂きました。
素晴しい・・
彼女の場合は遠隔地ですので、秋以降は独習です。
ともすればペースが乱れたり自信を失いそうになったりしがちだったと思います。
それを乗り越えての目標達成、スコア250アップは並大抵のご努力、精神力ではありません。

おめでとう。


p.s.
今年はこの他にも、早稲田と慶応の両方に合格された方、お茶の水女子大と早稲田に合格された方、
高校入試では中部高校に合格された方等多くの合格者がいらっしゃいます。
おめでとうございました。

この記事を書いたプロ

英語の以学館 [ホームページ]

英会話講師 上野伸彦

富山県富山市五福5区3222 大学堂ビル2階 [地図]
TEL:076-431-0870

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