コラム

2013-12-06

【相違点】お施主側の視点と石材店側の視点はこんなに違った!富山で墓石建立

こんにちは☆

富山の墓石専門店 ㈱スナダ石材 墓石アドバイザー 砂田嘉寿子です。

先日、スナダ石材で今月建立予定のお施主様の墓地(市営墓地)で、前代未聞の事例が起こりました。

たまたまお施主様の御親戚の方がその市営墓地へ行った所、お施主様の墓地に別のお墓が建っていたことに気づいて大騒ぎになりました。

間違えて建立した石材店が判明したので、現場でスナダ石材の社長とその某石材店の担当営業マンと待ち合わせをして話をしたわけですが、こちらはお施主様側が大騒動になっていることを知っているため、間違えて建てたお墓を撤去して、スナダ石材で打った基礎も壊さないように元通りにします、と言われて済む問題の話でもないため、「そちらからお施主様にお話ししてください」と伝えました。

その後、お施主様から「スナダ石材さんもちょっと来てくれ」と電話が入り、某石材店営業マンとお施主様、そしてご親戚の方が集まっている所へうちの社長が向かい、事の成り行きに立ち会うことになりました。

そこで唖然としたのが、その営業マンの最初の言葉「(お墓に)魂を入れてないので大丈夫ですよ」です。

これはどういうことかと言うと、墓石の建立後は浄土真宗で言うところの「おわたまし」、それ以外の宗派であれば「開眼供養」など、御入仏法要の儀式を行って初めて「お墓」となり、建てただけではただの「石」であるとの考えからくるものです。

たしかに言っていることは間違いないのですが、お施主様からすればそんな単純な問題ではありません。

営業マンというのはそういうクレームに対処することが日常茶飯事だからでしょうか、「お客様の立場になって考える」という大事なことが抜け落ちていて、クレーム処理をしようとしている姿勢が無意識に出てしまうのかもしれません。

また、いちいちそれに感情移入していると神経が持たないということもあるかもしれません。

ただ富山県の中でも大手の石材店で、知名度で言えばスナダ石材など比でないはずの石材店の看板を背負っている営業がこれなのか、と唖然としました。

お施主様のその市営の墓地は基礎工事が終わって、ちょうどご先祖様のお骨を、うちの社長が土に還してあげて、後はお墓を建てるだけという状態の所に、余所のお墓をその石材店が間違えて建てていったのです。

しかも市営の墓地ですから、番地のように番号がしっかりと決められていて、本来その石材店が建てなければいけない墓地の番号と酷似していたわけでもありませんでした。

ちょうど消費税増税前の駆け込みで春まで仕事が立て込み、遅い時間までいくつもの現場を掛け持ちしていた状態だったためだと言い訳をしていましたが、お施主様にしてみれば自分達の場所に土足で踏み込まれ、しかもご先祖様の上に違う家のお墓が建ったということで泣き出している親戚の方もいる前で、保身に徹する姿勢にはこちらも呆れ果てました。

この石材店は、お墓という「物」を売っていて、そのお施主様である「人」のことには無頓着なんだと、営業マンが代弁していると取られてもしょうがない一件でした。

お施主様が勘違いしていたならともかく、こちらのミスで墓地を間違えるなど前代未聞、あってはならないことです。

それだけでも大変な事ですが、そこは人間のやること、何らかの手違いで間違いが起こることは同じ業界の者としても100%ないとは言い切れない部分も分かるので早急に対応されたこともあり、あまり責める気持ちはなかったのですが、やはりこちらのお施主様を軽くあしらうような態度(おそらく営業マンはそのつもりがないのでしょうが…)には問題ありだと感じますし、お施主様が怒り心頭するのももっともです。

スナダ石材は、どういった経緯でお墓を建てようとなさったのかを商談の中から聴かせていただいていましたし、お墓を建立することはお施主様にしてみれば一生に一回、その「家」で見ると、三世代に一回くらいの一大イベントでもあります。

石材店はお墓を建てるのが仕事なので、数ある仕事の中の一つと言えばそうかもしれませんが、お施主様にとってはそうではなく、「たった一つの大事なお墓」なのです。

本来、営業というのはそういう一件一件の「お墓を建てる物語」に感情移入することがむしろ大事なんだと思います。
そしてそれこそがこの仕事の醍醐味であると、我々スナダ石材は考えています。

この記事を書いたプロ

株式会社スナダ石材 [ホームページ]

石職人 砂田嘉寿子

富山県富山市西二俣612 [地図]
TEL:076-427-1160

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