コラム

2015-06-12

忙しい人こそお仏壇、お墓参りは「癒し」になるのではないかという話。

こんにちは。富山の墓石専門店㈱スナダ石材の墓石アドバイザー 砂田嘉寿子です。
大葉が美味しい季節ですね。最近の私は、料理で使う大葉の香りにすら癒されています(笑)

「癒し」ということで気づいたことが。

もう日付が変わってしまいましたが、我が家では毎月11日が先代(義父)の月命日ということで、その日に先々代の祖父、祖母のお参りも一緒にまとめて、お寺さんにお参りに来てもらっています。
本来は、それぞれの命日にお参りしてもらうことがベストでしょうが、3人分それぞれの命日にとなるのは、ザ・現代人の私たちには難しいので、11日にまとめています。

朝にお参りに来られて、夜に仏壇がある和室に入るとまだお線香の残り香がただよっています。

私は実家にもお仏壇がありましたので、やはり毎月一度はお寺さんがお参りに来られ、お線香の香りがただよっていたことを思い出します。

そしてお寺さんが来られない日でも、まだ祖母が生きていたころは、定期的にお線香をたいて、お経を唱えていたものです。
そして、その祖母が亡くなってからは、お線香の香りが亡き祖母の香りとして私に記憶されていることにふと最近気づいたのです。

気忙しい日々をリセットする「五感」に響く香り

今ある仏壇は義理の祖父母と父のお仏壇になります。
j私にとっては、家族といえどもほとんど見知らぬ他人に等しい存在です。

それでも月に一度のお線香の残り香に、実際は会ったことのないその存在をふと思い出せるのはなぜなのでしょう。

それはその香りに自分が包まれていること、言い換えると、自分が、自分の家族が今あるのは、自分のあずかり知らないところから生まれ、そしてその大きなものの一部だということを、ふと感じるからじゃないかと思ったのです。

これは香りの記憶があるからだと思います。
お線香の香りに亡き祖母を思い出すという私の身体記憶のようなものが、今、月に一度の義理の家族の命日に、今の自分と家族のルーツがここから発生しているということを、五感を通して無意識に実感できるからなのだと思います。

お線香の香りをありがたく感じるようなお年頃になったということかもしれません。
あの時、祖母がお線香をたいていた頃には、こんなことを思う時が来るとは思いもしなかったのに。

お線香とロウソクの灯りには、パワースポットばりの癒しがあるのではないか

気忙しい毎日を送る現代人は、ロウソクに火を灯し、その灯りが風に揺らめく様を見つめたり、お香の香りをかいて癒されることは、ある意味特別な時間と空間にでもいない限り、体験できないものです。

もちろん家でそういう時間をあえてやりくりして捻出している人もいるでしょうが、基本的にはそういうことは習慣化しないとできませんよね。

だから忙しい人ほど、「旅行」などには非現実的な体験をしたいと考え、パワースポット巡りなどをして、日々消耗している自分を癒す時間を作っているように思います。

たとえば「ハワイ」も大自然に包まれたパワースポットとしても有名な地です。
行きたいですよね~。

でも私達一般庶民は、そんな簡単に海外旅行には行けませんし、国内のパワースポット巡りとして神社・仏閣巡りをするのも、忙しいとかなんとかで休暇もとることは難しい。

そんなときに家にお仏壇があれば、お仏壇にお線香とロウソクをともしてみてください。
仏間というのは、家という居住空間における、ある種の「異空間」でもあります。

そこで好きな香りのお線香をたいたり、特別なロウソクを使ったりと、ちょっとした非日常を感じることができると思います。
大自然に包まれなくても、大いなる力の前で無心になれる一時を、家にいながら味わうことができるのが、この「お仏壇」じゃないでしょうか。

仏花にもこだわってみることで、より特別な時間を味わうことができます。



また、お墓がある方はお墓参りをしてみてください。
墓地は言うまでもなく、「異空間」そのものです。
ロウソクを灯し、灯りが風に揺られるのをじっと見つめることで、宇宙と一体化している、そんな気分になれるはずです。
より特別感を出したいときには、ロウソクも特別なロウソクを使うことをおススメします。





お仏壇・お墓参りを日常に取り入れることは、心の健康にもなる

何気なく行っているかもしれない仏壇参りやお墓参り。
これを違う視点を持って行うことで、私達は日々の自分をふり返る時間を自然に持て、それが現代人にとっての「癒し」になるのではないでしょうか。

たくさんの情報に嫌でも取り囲まれ、時間に追われている私達。
無意識にそういった疲れが日々、蓄積されていきます。

ヒーリングには瞑想が効果的であると言われますが、それを日常の空間で行おうとするのは簡単なようで難しいことです。
しかし、もともと「異空間」にある「お仏壇」と「お墓」の前は、実はそれに絶好の場であるんですよね。

そして昔の人はこういうことを日常的に行い、日常と非日常を行ったりきたりしているのがもっと当たり前だったのかもしれません。何よりもご先祖様がいて、自分がいるという事実に安心感が得られ、それが明日への活力につながります。

お仏壇とお墓参りは、海外旅行に行かなくても癒しを得られる手軽でミニマムな行為です。

そういった視点を持ってお参りしてみてはいかがでしょうか。


<夏を迎える前に、お仏壇には特別なアーティシャル仏花を
<いつもと違うお墓参りには絵ろうそくを

この記事を書いたプロ

株式会社スナダ石材 [ホームページ]

石職人 砂田嘉寿子

富山県富山市西二俣612 [地図]
TEL:076-427-1160

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

2

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
とやま終活カフェ 
とやま終活カフェ

9月に入り、田畑も色づいてきましたね。 まだ残暑はきびしいですが、少しずつ秋のにおいを感じるようになってきました。さて、9月10日(土)の『とやま終活カフェ』...

まもりびと
墓守

「あなたもわたしも いつかは まもりびと」大切なご両親、最愛のパートナー、愛しいわが子が眠るお墓を守るひと。また、ふるさとから遠く離れた場所で、故郷の墓を...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
砂田嘉寿子 すなだかずこ

デザイン墓石で想いをかたちにするお墓づくりをサポート(1/3)

 スナダ石材は“想いをかたちにするお墓づくり”をモットーに掲げ、施主の要望に応えるオリジナルデザインの墓石を数多く手掛けています。メモリアルアドバイザーの砂田嘉寿子さんは「お墓づくりは個人と家族の時間に想いを寄せるきっかけにもなります。自分...

砂田嘉寿子プロに相談してみよう!

北日本新聞社 マイベストプロ

お墓の改葬・墓じまいについての悩み解消

会社名 : 株式会社スナダ石材
住所 : 富山県富山市西二俣612 [地図]
TEL : 076-427-1160

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

076-427-1160

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

砂田嘉寿子(すなだかずこ)

株式会社スナダ石材

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
このプロへのみんなの声

お母様の納骨法要前に墓石をクリーニング

お母様の納骨法要までに、お墓をキレイにしてほしいというご...

S様
  • 50代/男性 
  • 参考になった数(0

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
【花と人とお墓】花は人を連想させ、人は花にたとえられる。
イメージ

こんにちは☆富山の墓石専門店㈱スナダ石材のメモリアルアドバイザー、砂田嘉寿子です。去年にこちらのお墓をご...

[ 施工例 ]

【ご相談事例】Aさまの場合「実家の墓に別の宗派の題目が刻まれていた!」
イメージ

こんにちは☆富山の墓石専門店㈱スナダ石材のメモリアルアドバイザー、砂田嘉寿子です。台風による雨もおさまり...

[ 墓石に彫る文字のはなし ]

「超高速!参勤交代」のもう一つの主役は「家紋」だった!?
イメージ

こんにちは☆富山の墓石専門店㈱スナダ石材のメモリアルアドバイザー、砂田嘉寿子です。2014年に公開された大ヒ...

[ 墓石の彫刻 家紋 花 ]

【ロック(岩石)好き集まれ!】「Stone(石)」がつくタイトルのロックンロールを集めてみた。

ハロー、エブリバディ!今日もこのコラムをのぞいてくれてサンキュー!ロックバンド風に挨拶をキメさせていた...

[ 石についてのエトセトラ ]

【一緒に学ぼう!】墓石業界用語集 「た」
イメージ

こんにちは☆富山の墓石専門店㈱スナダ石材のメモリアルアドバイザー、砂田嘉寿子です。先日、100円ショップ...

[ 墓石業界用語辞書 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ