コラム

 公開日: 2015-06-12  最終更新日: 2015-08-24

忙しい人こそお仏壇、お墓参りは「癒し」になるのではないかという話。

こんにちは。富山の墓石専門店㈱スナダ石材の墓石アドバイザー 砂田嘉寿子です。
大葉が美味しい季節ですね。最近の私は、料理で使う大葉の香りにすら癒されています(笑)

「癒し」ということで気づいたことが。

もう日付が変わってしまいましたが、我が家では毎月11日が先代(義父)の月命日ということで、その日に先々代の祖父、祖母のお参りも一緒にまとめて、お寺さんにお参りに来てもらっています。
本来は、それぞれの命日にお参りしてもらうことがベストでしょうが、3人分それぞれの命日にとなるのは、ザ・現代人の私たちには難しいので、11日にまとめています。

朝にお参りに来られて、夜に仏壇がある和室に入るとまだお線香の残り香がただよっています。

私は実家にもお仏壇がありましたので、やはり毎月一度はお寺さんがお参りに来られ、お線香の香りがただよっていたことを思い出します。

そしてお寺さんが来られない日でも、まだ祖母が生きていたころは、定期的にお線香をたいて、お経を唱えていたものです。
そして、その祖母が亡くなってからは、お線香の香りが亡き祖母の香りとして私に記憶されていることにふと最近気づいたのです。

気忙しい日々をリセットする「五感」に響く香り

今ある仏壇は義理の祖父母と父のお仏壇になります。
j私にとっては、家族といえどもほとんど見知らぬ他人に等しい存在です。

それでも月に一度のお線香の残り香に、実際は会ったことのないその存在をふと思い出せるのはなぜなのでしょう。

それはその香りに自分が包まれていること、言い換えると、自分が、自分の家族が今あるのは、自分のあずかり知らないところから生まれ、そしてその大きなものの一部だということを、ふと感じるからじゃないかと思ったのです。

これは香りの記憶があるからだと思います。
お線香の香りに亡き祖母を思い出すという私の身体記憶のようなものが、今、月に一度の義理の家族の命日に、今の自分と家族のルーツがここから発生しているということを、五感を通して無意識に実感できるからなのだと思います。

お線香の香りをありがたく感じるようなお年頃になったということかもしれません。
あの時、祖母がお線香をたいていた頃には、こんなことを思う時が来るとは思いもしなかったのに。

お線香とロウソクの灯りには、パワースポットばりの癒しがあるのではないか

気忙しい毎日を送る現代人は、ロウソクに火を灯し、その灯りが風に揺らめく様を見つめたり、お香の香りをかいて癒されることは、ある意味特別な時間と空間にでもいない限り、体験できないものです。

もちろん家でそういう時間をあえてやりくりして捻出している人もいるでしょうが、基本的にはそういうことは習慣化しないとできませんよね。

だから忙しい人ほど、「旅行」などには非現実的な体験をしたいと考え、パワースポット巡りなどをして、日々消耗している自分を癒す時間を作っているように思います。

たとえば「ハワイ」も大自然に包まれたパワースポットとしても有名な地です。
行きたいですよね~。

でも私達一般庶民は、そんな簡単に海外旅行には行けませんし、国内のパワースポット巡りとして神社・仏閣巡りをするのも、忙しいとかなんとかで休暇もとることは難しい。

そんなときに家にお仏壇があれば、お仏壇にお線香とロウソクをともしてみてください。
仏間というのは、家という居住空間における、ある種の「異空間」でもあります。

そこで好きな香りのお線香をたいたり、特別なロウソクを使ったりと、ちょっとした非日常を感じることができると思います。
大自然に包まれなくても、大いなる力の前で無心になれる一時を、家にいながら味わうことができるのが、この「お仏壇」じゃないでしょうか。

仏花にもこだわってみることで、より特別な時間を味わうことができます。



また、お墓がある方はお墓参りをしてみてください。
墓地は言うまでもなく、「異空間」そのものです。
ロウソクを灯し、灯りが風に揺られるのをじっと見つめることで、宇宙と一体化している、そんな気分になれるはずです。
より特別感を出したいときには、ロウソクも特別なロウソクを使うことをおススメします。





お仏壇・お墓参りを日常に取り入れることは、心の健康にもなる

何気なく行っているかもしれない仏壇参りやお墓参り。
これを違う視点を持って行うことで、私達は日々の自分をふり返る時間を自然に持て、それが現代人にとっての「癒し」になるのではないでしょうか。

たくさんの情報に嫌でも取り囲まれ、時間に追われている私達。
無意識にそういった疲れが日々、蓄積されていきます。

ヒーリングには瞑想が効果的であると言われますが、それを日常の空間で行おうとするのは簡単なようで難しいことです。
しかし、もともと「異空間」にある「お仏壇」と「お墓」の前は、実はそれに絶好の場であるんですよね。

そして昔の人はこういうことを日常的に行い、日常と非日常を行ったりきたりしているのがもっと当たり前だったのかもしれません。何よりもご先祖様がいて、自分がいるという事実に安心感が得られ、それが明日への活力につながります。

お仏壇とお墓参りは、海外旅行に行かなくても癒しを得られる手軽でミニマムな行為です。

そういった視点を持ってお参りしてみてはいかがでしょうか。


<夏を迎える前に、お仏壇には特別なアーティシャル仏花を
<いつもと違うお墓参りには絵ろうそくを

この記事を書いたプロ

株式会社スナダ石材 [ホームページ]

石職人 砂田嘉寿子

富山県富山市西二俣612 [地図]
TEL:076-427-1160

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