コラム

 公開日: 2017-07-13  最終更新日: 2017-07-25

【謎解き】この世にもあって、あの世にもあるものな~んだ?

天国 浄土 あの世

のっけから、なぞなぞを出ししてしまいました(汗

ヒントは二文字です!

まだわからない?

では、最後のヒントですよ。
「は」から始まります!





その答えは「花」です。

あの世

浄土や天国を思い浮かべるとき、そこには「花」が一面、咲き乱れている様子を想像しませんか。
だから私たちはお墓やお仏壇にお花を供えるのでしょうか。
いや、もしかしたら何気なく花を供えているかもしれませんね。

私たちのような石屋さんのなかには、それこそ「石」に想いをめぐらせる人はたくさんいても、「花」については想いをめぐらすことなく、どちらかというと脇役で添え物のような存在としてあつかっているかもしれません。

しかし最近感じるのは、「花を添え物と扱うなんてとんでもない!花こそ主役ではないか」ということ。
私たちは、花の偉大な力をもう一度しっかりと認識する必要があるように思うのです。

小林麻央さん死去後、長男勸玄くんが花を生け始めたワケは?

小林麻央さん死去後、長男勸玄くんが花を生け始める
市川海老蔵さんがアップされたブログ記事が元ネタとなっているこの記事では、小林麻央さんの死去後、長男の勸玄くんがお花を生けている画像が紹介されています。

勸玄くんが自然にしているこの行いについて、海老蔵さんは「なんかすごいとおもう…」と表現されていました。

「自然にできる」
ここがポイントだと思うのですが、勸玄くんはきっと麻央さんの存在をその「お花」に見立てているのではないかと思うんです。
だから、お母さんをキレイに飾ってあげようと、自然に手を動かしているんだと私は感じました。
そしてこの生けたお花をとおして、麻央さんとコミュニケーションを取ろうとしているのだとも。

墓がまだ存在しない時代に遺体に手向けたのは「花」だった

お墓の原型といわれるエピソードがあるのですが(このコラムでも何度か触れています)、私たち人類の祖先であるネアンデルタール人が死者に花を手向けたことが考古学で明らかにになっています。

まだ石から墓を作る技術が生まれていない、石器を器用にあつかう現生人類のホモ・サピエンスが現れるより、ずっとずっと昔のこと。
墓石の歴史もかなり古いですが、それ以上に古い歴史があるのが「花」を手向けるという行動。

これはきっと本能的なものなのでしょう。

勸玄くんのような小さな子どもが自然に行っていること。
そして、約6、7万年も前から死者に花を手向けていたこと。また墓石に花を供える慣習がグローバルに行われていること。

このことからも死者に花を手向ける行為は、宗教や人種を超えた普遍的な行為といえるわけです。

墓石と花の関係

花は宗教や人種を超え、この世とあの世の境界すらも軽々と超えられる存在ですが、墓石の石は、この世とあの世の境界を表すとされていて、花のような軽やかな存在ではないんですね。

花はあの世とこの世を往来する

物理的に考えても、石は地球の営みそのものですから、完全に「この世」のものです。
対して、花はあの世とこの世を行き来できる「種」のような存在と考えられるので、「霊」や「たましい」とも言い換えられるかもしれません。

たましい

肉体は消えても骨となって残ります。それを象徴するのが「石」であり、心は「たましい」となってこの世とあの世を行ったり来たりします。それが浄土にも咲く「花」を意味し、墓石と花の関係はまさに私たち人間を表しているのです。

まとめ

お墓参りに欠かせない「花」。
今年のお盆のお墓参りには、どんな花を供えますか。

そのときに、ちょっとこの話を思い出してみてください。
今年のお墓参りは、今までとは違う想いが去来するかもしれません。


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