コラム

 公開日: 2011-06-17  最終更新日: 2014-06-04

◆家づくり:被災からの教え その2◆

今月の25日・26日を中心に、福島県の田村市やいわき市、会津若松市を
訪問させていただくことになりました。見聞き出来たことを折をみて
皆様にまた報告させていただきます。

今回は被災された方々(被災地に建つソーラーサーキットの家にお住まい
の方々)から戴いた報告を紹介させていただきます。

「非常時の備えは、毎日の住み心地がいい住まいから。」

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(茨城県日立市・I様より)


 長引く停電でも、スラブヒーターで蓄熱された基礎からの放熱によって
電気がくるまでの4日間は普段と変わらず室内は22℃前後を維持できていました。
やはり「保温ができるハコ」があったからこその快適生活でした。

なかでも我が家に避難してきた親戚の赤ちゃんとお母さんには、
寒さを気にしないでミルクをあげられる暖かい部屋は非常に喜ばれました。

さらに役に立ったのは、太陽陽光発電です。
近所の方に声を掛け、ニュースを見てもらって、携帯電話を充電し、お米を炊いたり、
さながら公民館でした。
我が家に来た全ての方が、テレビを見て、アツアツのご飯を食べていて、
おまけに寒さを感じない我が家の生活を見て驚かれていました。

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(宮城県仙台市・T様より)


「SCの家で本当に良かった。」
震災後一月余りが過ぎ、最近まで家族の誰もが口にした言葉だ。
家族の命を守り、健康で快適な暮らしを実現する為に建てたSCの家。
こんなにも早く、こんなにも大きな未曾有の大震災に直面するとは、予想だにしなかった。
内陸部の我が家では、余震も含め6強の地震に2度も見舞われたが、
幸いにも被害という被害はなかった。

それでも、電気、水道、ガスなどの復旧までに1週間~10日を要した。
オール電化だったが、そこはSCの家!いくら寒くても2~3日は問題ないとは思っていたが、
それ以上となるとやはり・・・・石油ストーブをスタンバイさせた。しかし必要はなかった。

3月とはいえ、まだ寒い日が続いていたが、地震後3日間は20℃を下回る事はなかった。
その後も、室内は18℃前後をキープ! 
リビングの室温が一番低かったのが、7日目早朝の15.6℃でした。(朝の最低気温は-1℃)

気になる換気も、窓を全開し空気の入れ替えを日に2度ほど行ったが、
建物自体の輻射熱によって、室温は変わらず、まったく問題はなかった。

その間、多くの親戚や知人が訪れたが、
クロスの割れひとつない頑丈さと、無暖房でも十分な暖かさを保つSCの家に、
来る人、来る人が驚いていたのは言うまでもない。

そして、不安やストレスを感じるこの時期、余震の恐怖や、いてつく寒さを感じる事なく、
ローソクの明かりのもと、家族が明るく寄り添い、生活を送れた事が何よりの幸せだった。

「住み心地のいい家」は非常時の生活の支えとなり、何よりの備えとなるばかりではなく、
人として最も大事な思いやりや、優しさの心を失わずいられるという事。
家族の愛や絆を深める意味においても、非常に大事なことだと今、痛感している。
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KESの家
読ませていただいて、改めて感じたことは、
家の性能、機能の差は、”暮らしの質”そのものの違いなのだということです。

「住み心地のいい家」はへいぜいだけではない、非常時にも、とても役に立っている
という自負をもって日々仕事を進めていきます。

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