砺波の味のプロ
プロTOP:中村彰男プロのご紹介
砺波ならではの味を生み出す、フレンチの職人(1/3)

師匠(シェフ)との出会いが、今に
砺波の散居村にある、四季の花々に包まれたフランス料理店「ラ・テューリップ」。自家栽培ハーブや新鮮な野菜など地元の食材にこだわるオーナーシェフ・中村彰男さんが、砺波ならではのフレンチを提供しています。
中村さんのシェフとしての人生は、「手に職を付けたい」という思いで大阪の調理師学校に進学したことから始まります。学校時代は住み込みアルバイトという制度を利用してフランス料理店で働きながら学びました。卒業後は東京へ。スキルを高めながらフレンチレストランを渡り歩いている時、厨房で大けがをしたことから調理をやめ、ギャルソンとして働くことになります。そんな状況に転機が訪れたのは、2年後。フランスから帰ってきたばかりの師匠(シェフ)からコックとして誘われたのがきっかけで、再スタートすることになりました。
「当時、多くの先輩は口ではなく態度で示す人ばかりでしたが、私の師匠は違っていた。理論的に教えてくれる方だったんです。また、当時としては珍しく、パティシエの経験も積まれていてデザートも作れる方でした。毎日、その方のもとでケーキをたくさん作っていたので、今デザートを作れるのもその方のおかげ。技術面だけでなく、コックとしての考え方や料理に対する思い、社会人としての立ち振る舞いなどの面でも大きな影響を受けましたね。師匠から『コックはセンス。料理書ばかり読んでいてもいい料理はできない。休日は美術館に行ったり、映画を見たりすることも大事だ』と言われ、センスは磨けるということも教わりました。今まで褒めてもらったことは1度もありませんが、今でもお電話をいただき、ありがたい説教を聞かせていただいています(笑)」
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